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完成平面図とは
「完成図」とは、施工された公物の管理および以後の工事の計画・設計等に利用することを目的に工事目的物の完成形状を示した図面のことをいいます。 「完成平面図」とは、完成図のうちの平面図を指します。
完成平面図は、工事後の維持管理段階における道路管理図や次回工事の発注図として利用されます。



完成平面図の作成範囲
完成平面図の作成範囲は、延長方向は工事起点から工事終点とし、横断方向は管理境界までとします。



完成平面図の作成形状
完成平面図は、維持管理での活用を想定し、設計変更で更新された最終的な発注図を用いることを基本に、 当初発注図の見え消しとした部分はすべて消去し、工事の完成形状を表現するものとしています。
また、出来形測量結果のいわゆる「朱書き」は、別途出来形管理図に示し、完成平面図には表現しないこととしています。



完成平面図のファイル形式
完成平面図のファイル形式は、図形データに任意の属性データを付与することができる SXF Ver.3.0 の仕様に準拠するものとし、図形データ等を格納するファイルは P21形式 、属性データを格納するファイルはSAF形式とします。
作成には、SXF Ver.3.0に対応したCADソフトが必要となります。入手にあたっては、 平成17年度の試行において専用CADソフトの開発に協力いただいたCADベンダ一覧(こちら) 、およびOCFが実施する「道路基盤データ交換属性セット対応検定」に合格した認証ソフトウエア一覧(こちら) を参考に、販売予定等について、各社へお問い合わせ下さい。






※ 上記の他、完成平面図の詳細については、「道路工事完成図等作成要領」を参照して下さい。


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